日本発の先端プロジェクト、始動

どこでもワクワク 観戦革命

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競技場でも、テレビでも、街中でも。2020年の東京五輪は観戦スタイルが大きく変わりそうだ。大型シートのディスプレーをビルに張って観戦したり、伝送された立体映像がライブ会場に浮かび上がったり。競技場の熱気を様々な場所に伝える技術開発が進む。

 

OMOTENASHIを磨く

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2015年の訪日外国人数は過去最多の1973万人。五輪イヤーの2020年はそれ以上の外国人観光客を迎えることになるだろう。様々な言語に対応する自動翻訳機、てきぱきと競技会場を案内するロボットなどが、世界各国・地域からやって来る外国人をサポートする。

 

 移動楽々、自動運転の時代に

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五輪会場と街中の移動など、スムーズに人を運ぶシステムも開発中。公共車両を優先する信号、乗降時間を短くする自動課金、車いすに合わせたクルマの高さの自動調整などがその例。人工知能を使い、無人運転のロボットタクシーが選手や観客を運ぶ計画もある。

 

 水素エネルギー社会で暮らす

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クリーンエネルギーとして期待が高い水素の活用が進みそうだ。水素の製造、貯蔵、輸送といった過程を支えるインフラをどこまで整備できるか。水素と酸素を反応させて動力にする燃料電池車がどこまで実用化されるのか。水素社会の実現に官民が動いている。

 

最新IT警備で異変キャッチ

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安全と安心を確保する取り組みも重要だ。日本の警備会社は次世代型警備の開発を急ぐ。小型無人飛行機を駆使する警備ドローン、不審者を素早くとらえるウエアラブルカメラ、衝撃や水に強いスマートフォンの配備など、最新のIT(情報技術)が五輪を支える。